アレルギーとは?

アレルギーとは、何らかの刺激に過敏に反応を起こしてしまう症状を言います。
その人によって刺激となるものはたくさんあり、食べ物やほこり、動物の毛や花粉など、一言でアレルギーと言っても多くの種類があるのです。
人の体の中には、人体に悪影響を与えるウイルスや細菌などと戦う抗体が備わっています。
抗体は人体に悪影響を与えるものに対して作られるのですが、人体に悪影響を与えることのない食べ物や花粉などに対して抗体を作ってしまう、いわばエラーなのです。
そのため、本来なら人体を守るべきなのに、人体の方を攻撃してしまうことで様々な症状が出てしまうのです。
何らかのアレルギー症状を持つ人は年々増えており、小学生の10%近くが小児科喘息、アトピー性皮膚炎は乳幼児の10~15%と言われており、10年間で1.5倍近くに増えています。
アレルギーを持つ人が多くなり、スギやヒノキの花粉が飛ぶ春になると、天気予報などでも花粉の飛散量が表示されたり、食品もパッケージの裏側にアレルギーとなる可能性のある食品25品目の表示が義務付けられています。
アレルギー反応の症状は、花粉やほこりなどの場合のくしゃみや鼻水、涙などと、食品などの場合のかゆみや蕁麻疹、嘔吐感などがあります。
それらのアレルギー反応で怖いのは、アナフィラキシーショックと呼ばれるものです。
全身に症状が出るもので、呼吸困難や血圧低下、意識の喪失などを起こし、最悪の場合には命を脅かすことがあります。
アナフィラキシーショックは「一度治まったから大丈夫」と思ったら、再び症状が現れることがありますので、医師の診察を受けましょう。
軽いアレルギーの症状だと放っておかず、一度は医師の診察を受け自らの原因を突き止めておくと良いでしょう。

アレルギーで起こる主な病気の種類

人間の体は常に空気中に含まれている雑菌が体内に入り込んだとしても害が無いようにするために、侵入してきた菌を排除するための防衛機能が備わっています。
しかし近年その防衛機能が災いしてある症状に悩まされる人が多くなっており、その症状というのが防衛反応が過剰に働くアレルギーです。
アレルギーは体内の信号によって体内に侵入してきた害を及ぼす物を攻撃し無害化させる機能があるのですが、本来害を及ぼすものが無害化すれば自然と機能は落ち着いていきます。
しかし健康のバランスを崩れるような生活を積み重ねたりまた雑菌がいる環境下にいないことが多いと、本来攻撃する必要のない物質にまで防衛機能が働いてしまい体に害を及ぼすことになるのです。
そのアレルギーで起こる主な病気の種類としては、花粉症を代表するように様々な物質が吸引することで鼻の中が炎症を起こすアレルギー性鼻炎や耳で起これば中耳炎そして皮膚全体に炎症が起こるアトピー性皮膚炎が初期から中期のレベルで引き起こされる病気の種類になります。
これらの病気は初期と中期であれば日常生活に支障をきたすレベルで止まるのですが、しかしこれらが慢性化するもしくは体にない物質が入ったり有害でない物質を過剰に攻撃することが止まらないような状態になると注意が必要になります。
その状態を重度のアレルギー症状としてアナフィキラシ―ショックと言い、過剰に働いた防衛機能の攻撃に体の臓器が耐えられなくなることで組織が壊死し機能不全を起こすことです。
その代表例といえるのがスズメバチに刺された後に再び刺さることで発症したり、自分では気づかないレベルで進行していた食物でのアレルギーで起こるものです。
しかし初期や中期のレベルで起こっていた物も慢性化するとアナフィラキシーショックへの発展する可能性があるためしっかりと症状を抑える生活が欠かせないと言えます。

増加するアレルギー患者

アレルギー患者は年々増加の一途をたどっています。
厚生労働省の調査では、日本人の3分の1の人は何らかのアレルギーを持っていると言われています。
なぜ、こんなにもアレルギー患者が増えてしまったのでしょうか。
その原因は様々ではっきりとしたことは解明されていないため、様々な仮説が挙げられています。
アレルギーを起こすアレルゲンが増加しています。
スギの花粉の飛散量も増加の傾向をたどっており、ダニは住環境の改善から生存しやすくなり、30年前の3倍にも増えていると言うデータがあります。
衛星仮説というものもあります。
現代人はあまりにも衛生的であるため感染症にかかる確率が減っています。
その結果、清潔な環境に慣れた子供は体外の物質をアレルゲンと認識してしまうと言う説です。
食生活の変化も挙げられています。日本の食生活は大きく変化し、欧米化が進んでいます。
動物性たんぱく質や油を多く摂取する食事は、日本人の腸内細菌の環境を変化させてしまったと言われています。
腸内環境が整うと、アトピーや花粉症などのアレルギーの発症を抑える効果がありますが、それが失われてしまったと言う説です。
また、野菜や果物に含まれている栄養素も、昔に比べると少なくなってきているとデータもあります。
そして、ストレスも原因であると言われています。
睡眠不足や仕事や家庭でのストレスが自律神経を乱し、自律神経が司っている免疫のバランスが崩れることでアレルギー症状が起きやすいと言う説です。
明確な原因ははっきりしていませんが、これらが組み合わさった複合的なものが理由だとも言われています。
時代の変化による生活スタイルの変化により、人間の免疫機能が落ちていると言えるのではないでしょうか。

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■アレルギーは突然発症する場合もあるので注意しましょう
抗アレルギー薬について